自然快適グループの強み
古くて新しい。
住宅・建築物の省エネルギー基準が平成25年10月に改正され、猶予期間はあるものの今後は低炭素化という事で進んで行きそうです。
これは全国を8つに区分し規制するもので、大手メーカーはすぐに対応していますが、これまで地域で家を造ってきた職人達は、もともと低炭素であったにもかかわらず、複雑化する業務やプレカット化、また大手のCMによる人気等により減って行き、画一化された住宅が多くなっています。
自然快適グループは、この基準を満たし、かつ、地域ならではの匠の伝統技術を活かし、さらに自然素材を使いながら新しい暮らしのデザインをしていきたいと思っています。
「木」は優しくて、力持ち!?
木材加工において、自然乾燥(季節によっては山で葉がらし乾燥)させた、優しくて力持ちな「木」を使い、プレカットではない匠の技術で付加価値の高いものが低コストでできる事が、自然快適グループの大きな特徴です。
また、それに魅力を感じて集まったメンバーにより、「自然素材をふんだんに使用した健康と住みやすさを追求した家造りで、住む人に感動をあたえる!」をモットーに力を出し合い、一棟一棟、丁寧に造り上げます。
健康で、自然の力を感じる家づくりを目指して
「家だって呼吸が必要です。」
住宅ってなんだか難しくなってるんじゃないでしょうか。
もともと動物も人も、暑さ寒さや雨風から身を守るため、洞穴や地面に穴を掘って過ごして来ました。縄文時代の竪穴式住居は、地面を掘り土間を造り、柱を立てて土や葦などで覆った住居です。
その後日本では長い間木造建築が発達し、独特の匠の技が生み出されて来ましたが、戦後の住宅需要と工業化が進み、木のサッシがアルミに、茅葺き屋根が瓦やコロニアルに、木の板壁がサイディングにと、便利で安く、仕上がりの綺麗な材料へと移り変わりました。
いわゆる優れた住宅ではなく、いかに簡単に綺麗に早く造れるかが最重視されるようになったわけです。
オイルショック以来、省エネの観点から断熱材の使用が基礎となり、気密性の高い家が建てられるようになりましたが、シックハウス症という新たな問題が発生しました。
現在はもちろん化学物質の規制もありますが、一番問題なのは、換気自体が自然に行われない事ではないでしょうか。
自然快適グループでは、風通しや、日射しや、植栽など設計の工夫で快適さを生み出し、さらに断熱しながらも透湿性のある材料を使い、呼吸する健康な家造りをしていきます。
人が本来望んでいた、家の自然の力を感じる暮らしを取り戻したいと思うのです。
木材がオーダーメイドできるなんて知らなかった
そうなんです。毎日暮らす所であり、家族を包む大きな存在である家の骨組みについて、知らない事もたくさんありますよね。お店で既製品の物を買うように、木材も建築会社が準備した機械乾燥されたプレカットの材料が当たり前になっています。
でも、そうでなくていいんです。
我らがスタッフの徳ちゃんの製材所では、自然乾燥された美しい木材を、規定以上の寸法で自由に作る事が出来ます。長年、木に接してきた人が選ぶ生き生きとしたのびやかな柱や梁は、見事です。
強くて優しい家で暮らすと、パパもママも子どもも、強くて優しい心を持ちそうです。